Your Health
これさえやっていれば大丈夫、という健康法はありません。
食べるもの、食べる時間、睡眠、日々の過ごし方、感じ方、考え方、すべてがあなたの健康に関係してきます。
食べもので治せない病気は薬でも治せない、と医学の父ヒポクラテスも言っているように、セルフケアの第一段階として食べるものは大切です。
季節のものは、その時のからだを癒しますし、なんとなく選んだものがからだに必要なものだったということもあるでしょう。
そこに、からだと食べ物の仕組みが隠されています。
薬膳
薬膳とは目的のある食事のこと。
春はデトックスを促すもの、夏は暑さを鎮めるもの、梅雨は湿気をとるもの、秋は潤いを与えるもの、冬はからだを温めるものを選びます。
季節の薬膳の他にも、症状に合わせたタイプ別の薬膳もあります。
ホメオパシー
同種のものが同種を癒すという法則を使った自然療法。
レメディーという砂糖玉を使います。
自己治癒力を応援するドイツ生まれの療法です。
インナーチャイルドセラピー
あなたの口ぐせはなんですか?
いつもこうなっちゃう、というような心のパターン、感情のクセから心の奥底にしまわれた潜在意識を読み解きます。
本当はこうしたかった!という小さなあなたの声を聞いてみませんか。
食と占星術
占星術で見るのは、あなたが生まれた時の星の配置。
それは今世でのあなたの特徴が書かれた、あなたのカルテ。
星を読み解くと、育った家庭の傾向や、とりやすい行動パターン、得意&不得意なもの、出やすい症状などを予測することができます。
昔ながらの手当法
茹でたこんにゃくを肝臓と腎臓に当てる「こんにゃく湿布」
青梅のすりおろしを煮詰めた「梅肉エキス」
乳腺炎や、熱があるときはキャベツや小松菜で冷やしたり。
台所にあるもので安全にセルフケアができる手当法は、覚えておくと役に立つものがいっぱいです。
手作り保存食
梅干し、味噌、沢庵、らっきょう漬け、などなど。
作っておくと、美味しくて、からだの中からきれいになる保存食。
安心・安全な材料で手作りしておくと、毎日の食事で楽しく体調管理ができます。
精油・メディカルハーブ
漢方薬とも共通のものが多い精油やメディカルハーブ。
中医アロマテラピーやアロマ占星術で、あなたに合った精油やハーブが分かります。
日常のちょっとした不調にも使いやすい自然療法のひとつです。
月のリズムを意識した暮らし
満月から新月、新月から満月へ。
潮の満ち引きに影響を与える月のリズム。私たちの水分バランスにも月のエネルギーが関係しています。
月のリズムを意識することで、私たちも自然のリズムと同調していくことができます。
Top 7 Healthy Things
Happy Noteが大切にしていること
1 人間も自然の一部
薬膳の基礎にある中医学では、人間も自然の一部であるという世界観のもとに健康法を打ち出しています。
自然から離れるとストレスがたまると言われているように、自然の中にいると癒されたりデトックスが進んだりしますよね。
2 自分のからだに責任を持つ
からだの中には100人のお医者さんがいます。
日常的に薬で症状を止めていると、お医者さんたち=自然治癒力がなまけ気味になってきます。
ただ症状を我慢するのは辛いけど、自然療法を使うことで症状の経過をスムーズに、そしてからだの働きも邪魔せず、本来の免疫力が獲得できます。
3 食べ方は生き方
なにを食べるかということは、なにを大切にしているかということ。
食べものには無頓着、という生き方もアリだと思います。どんな生き方も、その人が選んだもの。その人が選んだ素晴らしい人生です。
そんな中で私は食べるものを大切にしているという生き方を選んでいます。
自然に近い食生活を続けて得られる心とからだの生きやすさは私のお気に入りです。
4 症状はありがたい
ありがたくないという声が聞こえてきそうです(笑)
確かに!辛い症状は嫌なものです。
でもそれは、どうして起きているのか。この症状が現れるまでに何があったのか。
症状は、あなたのからだの中で起こっていることを知らせてくれる大切なものなのです。
症状が起きるからこそ、それまでの生活や心の持ち方を見直すことができますよね。
5 本当の気持ちを大切に
お母さんだから、妻だから、会社員だから、色んな理由づけによって本当の気持ちを抑えてしまうことってありますよね。
もちろん、どんなときもわがままを通せと言っているのではありません。その気持ちを外に出せない場合でも、自分だけはその気持ちを否定しないでね、ということです。
自分が自分の気持ちを封印してしまうと、いつのまにか本当の気持ちがわからなくなり、もやもやが残ります。自覚しなくても細胞には記憶されているんです。
6 安全なものを食べる
添加物や保存料によって、食べ物が大量に確保できるようになりました。
ものがあふれている今、そんなに大量のものが必要でしょうか。逆に今は、色んなものが入り過ぎてしまう時代。必要なものを選ぶ、または余分なものは落とす工夫で、からだに必要のないものは入れない選択ができます。
7
巡りの良いからだ作り
余分なものをなるべく入れない工夫とともに、老廃物をきちんと出せるからだ作りを目指したいところです。
心もからだも渋滞がなく、巡りがよければ多少の毒は出すことができます。
季節ごとのからだ&こころケア
1 春のからだケア
春は芽吹きの季節。
冬の間にため込んだものをデトックスする山菜などを食べることが春を快適に過ごす秘訣です。
2 夏のからだケア
夏は熱をため込みやすい季節。
熱中症を予防する、熱を冷ます食材と、汗などで消耗した潤いを与える食材がおすすめです。
3梅雨のからだケア
梅雨は湿気対策が必要です。
からだを除湿するウリ類や豆類を食べます。
とうもろこしのヒゲもおすすめ。
4 秋のからだケア
秋は乾燥の季節。
潤いを保つことが大切になってきます。
梨やれんこん、ホタテ、アスパラガスでお肌もうるうるに。
5 冬のからだケア
冬は冬眠の季節です。
人間も自然の一部なので、冬眠するように体力を温存するような過ごし方をします。
冬の過ごし方で、あなたの若さが決まります!
6 春のこころケア
春の感情は怒り。
春は怒りっぽくなる季節なんです。こんな時は、からだの中の巡りをよくするものを。オレンジなどの柑橘系やハーブや薬味などの香りのあるものでバランスをとります。
7 夏のこころケア
夏の感情は喜び。
喜びは嬉しいものですが、あり過ぎてもバランスを崩す原因に。あり過ぎると熱がこもるし、なさ過ぎると冷えたり眠れなくなったりするので体質に合ったケアでととのえます。
8 梅雨のこころケア
梅雨に持ちやすい感情は憂い。
同じことをグルグル考えてしまう。思い悩む。湿気に弱い消化器系に不調があると出やすい感情です。
9 秋のこころケア
秋の感情は悲しみ。
秋の臓器、肺は乾燥に弱いので肺を潤す梨や白きくらげ、はちみつ、そしてナッツ類などもお勧めです。
10 冬のこころケア
冬の感情は恐れ。
恐れの感情は生命力とつながりがあります。生命力を高めるくるみや松の実、羊肉や海藻類で気持ちをやわらげます。